東方神起は現在、事務所の待遇問題でメンバーのうち3人が裁判中。その3人が日本での活動を加速度的に再開し、スペシャルライブを行った。

6/12、13日と東京ドームでライブがあり見てきました。

彼らが東方神起5人で活動していた時もライブに行ったけど、その時よりも更にファン層が若返っているような・・・。日本語の歌を歌い、MCも日本語で語る彼らは、普通に日本のアイドルと変わらないないということか。紅白に出て視聴者層が広がったのか。

 

渦中の彼らのライブは会場全てが本当にびっしりと埋まり、真っ赤な海にステージが浮かんでいるようだった。今回彼らのライブに来ている人は、ジェジュン、ユチョン、ジュンスのファンが中心だと思うけど、全ての人に共通しているのは、東方神起が好きで復活を望んでいるという事。でも、ライブを見て思ったのは、近い復活は難しそうだという事。

3人にとっては、新たな旅立ちのお披露目という内容だった。曲目も多岐にわたっていて、ショーケースという感じ。お客さんの反応を見て、どんな曲がうけるのかみているのだろう。アンケートを見ても、今後に向けたマーケティングといった感じだった。13日の最終公演には収録用のカメラが入っていて、そのうちDVDが出るんだろうな~。近いうちにはアルバムも出そうだった。

3人中2人は5人の時もメインボーカルを務める事が多く、3人とも歌唱力が抜群。MCも面白いし、内容も良くて最高に盛り上がったライブだった。きっと、最初は2人のメンバーは居ないし、不安だった3人も、ライブの終了時には自信を取り戻していた気がする。「今後も永遠に応援よろしくお願いします。もっともっとライブ増やしたいです。ファンの皆さん、僕らを支えてくれてありがとう」って言ってたし。3人は素晴らしかったけど、本当に聞きたいのは5人の歌。多くの人がそう思っていたハズ。

 

この3人の成功が残りの2人の耳に入ったら、どうなんだろう・・・と「東方神起の歌が好き」な自分としては、親心が働いてしまう。「もう、前に行ってしまったんだなぁ」と取り残された気持ちになっていないか「自分たちだってドームで歌いたい」と悔しく思って無いか気になる。事務所を出た3人には東方神起の名前を名乗ることも、歌を歌うことも禁止されている。だけど、残った2人で歌えるはずもない。残った2人は「条件が悪かろうが、東方神起として活動するならSM事務所に残るしかない」と思って残ったはず。3人の気が変わって戻ってくる事を待っていたと思うけど・・・。それは無さそうだ。再出発のスタートを早々と切った3人を見て、今頃傷ついたり、活動出来なくて焦ったりしていないか心配だ。盛り上がって楽しかったライブの反面、そんな事を考えた。

 ジェジュン、ユチョン、ジュンスの3人はライブを大成功で終わらせた今、後戻りはますます考えていないと思う。むしろ「3人でもやっていける」という自信を深めたんじゃないかな。

 事務所と歌手がどんな契約なら双方納得出来るのかわからないけど、合意点を見つけて欲しいと思う。

 

彼らのデビュー当時の目標が「いつか東京ドームでライブをすること!」だったのが、思った以上に早く実現されすぎてしまったのが、かえって災いだったんだと思う。いきなり、まさかの金メダルを取ってしまい、燃え尽きちゃったオリンピック選手みたいに。新たなニンジンが無いと、今までと同じ走り方をするのは難しいというのもよく分かる。韓国の歌手が「奴隷契約」といわれるくらい歌手側に不利な内容というのもよく聞く。歌手の組合のようなものも無さそうだから、彼らが声を大にして訴えるのは悪いことでは無いと思う。韓国、日本、中国を中心として殺人的なスケジュールをこなしていくには、それ相当の報酬といったものが無いと、正直むなしくてやりきれない気分になることも想像できる。アメリカや日本の歌手に触れて話をする機会があるなら当然色んな情報が入るだろうから・・・。

 

5人での活動が出来なくてがっかりしているのはファンも同じだけど、当の本人たちだと思う。日本式契約の良いところを取り入れるなどして、良い方向に行って欲しいと思う。

5人揃ってこそ奇跡のハーモニーだし、過去の名曲が幻になってしまうのは勿体無さ過ぎる。そして残った2人もそれぞれ満足できる活動が早く出来るようになるといいな、と思う。せっかくの才能を無駄にして欲しくない。

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