――ニューアルバム『The Secret Code』が大ヒット中！本当に充実の内容で、この4年間の成長を詰め込んだような1枚になっていますよね。
【ジェジュン】 アルバムを作っているときは、特に自分たちの成長を意識したことはなかったんですよ。でも、完成したものを聴いた瞬間、自分たちでも前よりは成長したんじゃないかなとは思えました。デビューした頃にはなかったような大人っぽい曲も自然に歌えるようになりましたからね。
【ユンホ】 それにレコーディングにも、余裕を持って臨めたんですよ。日本に来たばかりの頃は、やっぱりどうしても日本語の発音を意識してしまって、それをきちんとするだけで精一杯だった。でも、最近は少し日本語も上達したので、発音を気にせず、歌に感情を込めることができるようになったんです。だからレコーディングのときもゆとりができたし、自分たちで曲を聴いても、ああ、当時よりは歌詞の内容をキチンと理解できているんだなって思えるようになりましたね。
【チャンミン】 実は、このアルバムをレコーディングしたのが日本と韓国を行ったり来たりしている時期で、時間的には全然余裕はなかったんですよ。でも、そんな状況の中でも、今ユンホも言ったように感情を込めて歌うことができた。そこに自分たちの成長を感じることができたのが、とても嬉しいですね。
【ジュンス】 それに曲の幅も広がったと思います。いろいろなジャンルがあるし、東方神起だからできるんじゃないかっていう曲もある。自分たちでも、そういうアルバムを作れたことは嬉しいので、自信作だと思ってますね。
재중 준수
윤호 유천 창민
――ジェジュンさんとユチョンさんは、ご自分で作詞＆作曲した曲も収録。これは、どんなイメージで作ったんですか？
【ジェジュン】 僕は「忘れないで」というバラードと「9095」という曲を作ったんですけど、「忘れないで」は、もともと日本語で歌ってみたいなということを考えて作った曲なんですよ。だから、歌詞も自分で日本語で書きました。すごく難しかったですけどね（笑）。逆に「9095」は、考えて作ったというよりも、本当に急に出て来た感じ。僕は、時間があると家で作曲をするんですけど、そのとき突然バーッと沸いてきた。だから、“これを曲にしよう！”って思ったんです。それをアルバムに入れることができて嬉しいし、日本に来たばかりの頃は、まさか自分が日本語で作詞するようになるなんて思っていなかったので、そこも成長した部分かなと思いますね。
【ユチョン】 僕が作った「Kiss The Baby Sky」は、ツアーでみんなで歌うことをイメージしながら作曲とアレンジをしました。歌詞の内容は、恋人同士が笑顔でお別れするイメージ。お互いの未来のために別れる感じですね。悲しいけど前向きな曲なので、ツアーのときは、ぜひ、お客さんにも一緒に歌ってほしいです。
【チャンミン】 本当にいろんな意味で今の東方神起を表現することができたアルバムだと思うんですけど、だからこそ、もっともっと成長しなきゃとも思ってますね。そして、自分たちならそれができると思っているので、今後を楽しみにしていてほしいです。
――はい、期待しています。そんなみなさんは、4月22日に早くもニューシングル「Share The World／ウィーアー！」をリリース。これはどちらもアニメ『ONE PIECE』に使われている曲なんですよね。
【ユンホ】 韓国でもオンエアされていることもあって、東方神起は全員『ONE PIECE』が大好きなんですよ。だから、そのオープニングテーマを2回連続で担当することができて、すごく嬉しいです。それに今回はボーナストラックとして、2006年にエンディングテーマになった「明日は来るから」も収録されている。本当に『ONE PIECE』だらけの1枚なので、東方神起ファンの方はもちろん、『ONE PIECE』ファンの方も楽しめると思います。
【ジェジュン】 「Share The World」は夏っぽい雰囲気の曲なので、これからの季節にも合ってるし、『ONE PIECE』にもピッタリ。僕らも、まだこの曲がのったアニメの映像は見ていないので、どんな感じになっているのか、すごく楽しみなんです。ただ、4月から『ONE PIECE』が朝早い放送時間になってしまったので、朝が弱い僕らが見るのはちょっと大変（笑）。でも、頑張って早起きして、絶対に見ますよ。
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